認知を広げたいとき、予算をどこに使うかで迷うことがあります。この記事では、予算を「つくる(制作)」「届ける(配信・広告)」「測る(確認)」の3つに分けて、配分を考えるときの目安をまとめます。金額や効果は、業種・時期・運用体制によって大きく変わるため、具体的な数字は扱いません。また、以下は配分の一例で、期限や届けたい相手によって順番や比率は変わります。
配分を考える前に、整理しておくこと
予算を考える前に、誰に何を覚えてもらいたいかを一文で整理しておきましょう。ここが曖昧なままだと、どの項目に使っても、うまくいったかどうかの判断がしにくくなります。整理のしかたは、同じブログの「広告費をかける前に確かめたい3つのこと」「認知度向上の施策、どれから始める?」でも触れています。
1. つくる:伝える内容と受け皿に使う
ホームページの冒頭の文章、会社やサービスの説明、写真、紹介資料などです。広告費を抑えて始められる部分も多いですが、書く・整える時間や、必要に応じて制作の費用はかかります。
- 配分の目安:外に届ける前に、見てくれた人が「何の会社か」を読み取れる状態にする。
- 確かめること:スマホで開いて、初めて見る人にも一言で説明できるか。
2. 届ける:相手が見ている場所に出す
記事・動画・SNS・プレスリリース・広告など、外に出す手段です。予算は、実施できる範囲や頻度に影響します。手段を増やすほど運用の手間も増えるため、体制に合う数から始めるのが現実的です。
- 配分の目安:届けたい相手が実際に見ている場所を絞り、そこで一定期間続ける。
- 広告を使う場合:目的に合う反応を、一定期間確認してから広げる。クリックなどの反応と、覚えてもらえたかどうかは同じではありません。
3. 測る:記録して、次に活かす
測る作業にも、時間や道具の費用がかかるため、最初から予算に入れておきます。会社名での検索、問い合わせの聞き取り、紹介の数などは、認知を見るための参考指標です。把握できる流入経路を記録しますが、指名検索には他の施策や時期の影響もあるため、1つの施策だけの成果とは言い切れません。見方の考え方は「アポロスが認知をどう測るか」にまとめています。
- 配分の目安:見る数字を1〜2個に絞り、同じ条件で定期的に記録する。
- 確かめること:数字が動いたときに、他に影響しそうな出来事(時期・他の施策)も一緒にメモしているか。
予算の大きさによる違い
予算が小さいときは、「つくる」を整えて、届ける場所を1つに絞る形が取りやすくなります。予算が増えるほど、届ける場所と回数を広げられますが、見せ方や言葉がバラバラにならないよう、基本のルールをそろえることは、予算の大きさにかかわらず必要です。
まとめ
予算は、実施できる範囲や頻度に影響しますが、何を覚えてもらうかは予算の大小にかかわらず整理できます。まずは、いま使えそうな予算を「つくる・届ける・測る」に仮に分けてみて、測る分が含まれているかを確かめるところから始めてみてください。